ポイントサイト確定申告が必要な人とは

給与所得のある人は、年間20万以上
ない人は、年間38万以上 で、確定申告が必要です。

この20万や38万というのは、収入ではなく「所得」になります。
つまり、収入から経費を引いた分です。

ブログ運営費とか、通信費や、可能ならば家賃の一部(1割~3割くらいだと思いますが)
も経費になりますので、ポイントサイト収入が20万、38万を少し超えたくらいでは、
確定申告は必要ないと思います。

確定申告は不要=納税が不要というわけではありません。

確定申告の必要なし=納税の必要がないと思っている方が多いそうです。
(っていうか、実は私もそう思っていました・・・。)

ポイントサイトの確定申告では、所得税・住民税の納税をします。
税務署で確定申告が必要か聞いた場合、所得税の申告が必要でなければ、
「確定申告の必要がない」と言われます。

ですが、市役所で住民税の申告は必要です。
源泉徴収票とポイントサイト収入がわかるもの(銀行通帳とか)を持って、
市役所に行けばすぐできるとのことで、簡単だそうです。

住民税は地方によって違うかもしれませんので、
一度市役所などに確認したほうがいいと思います。

確定申告に必要な書類

白色申告の場合
申告書AかBと、収支内訳書

青色申告の場合
申告書AかBと、青色申告決算書(損益決算書&貸借対照表)

申告書AとBの違いですが、Aは簡単・Bはちょっと複雑。
給与所得があり年末調整を受けている方は、Aでいけるそうです。
よくわからないって場合は、税務署に訊ねるかBにしておけば問題ないです。
申告書Bも記入方法さえわかってしまえば、20分ほどで出来るくらい簡単だと思います。

青色申告したい方は、事前に開業届などを提出する必要があります。
税務署に青色申告したいけど、何をいつまでに提出しなければならないのか~と尋ねると、
すぐに教えてくれて、書類も郵送してくれます。
(※開業届の他に、青色申告承認申請書というのや、もう一種、書類が必要かもしれません。
書類の名前は仰々しいですが、意外と簡単に記入できると思います。)

開業届は、提出書類自体はわりと簡単なのですが、今年から青色にしたい!と言って、
すぐ出来るものではなく、時間がかかります。早めに申請しましょう~。

青色申告についてのメリットとデメリット(大雑把ですが)

~メリット~
支払う税金を、白色に比べて大幅に減らすことが出来ます。
現在は、白色も青色も手間暇はそんなに変わらないため、青色の方がお得です。

~デメリット~
一度、開業届を提出すると、年間所得が20万以下、38万以下の年でも確定申告をする必要があります。

ポイントサイト確定申告の注意点

ポイントサイトに限らずですが、確定申告は特別な申請などしていない限り、
原則、発生主義 です。

発生主義というのは、例えば、
2016年の12月27日に、ポイントタウンから、ゆうちょ銀行に1万円換金申請をしたとします。
そして実際に振り込まれたのは、2017年の1月5日。

現金主義であれば、実際に振り込まれた2017年の1月5日を基準として申告するため、
2017年分で申告することになります。

ですが、発生主義ですので、ポイントサイトの換金を申請した日にち で申告しなければなりません。
ですので、2016年分で申告することになります。

ポイントサイト確定申告、オススメのやり方

確定申告方法について、一番簡単そうなのは、
各ポイントサイト全体の売上を収入金額として記載。
そこから、経費を引いていく方法がオススメです。

ポイントサイトによくある100%還元の金額など、
最初は値引きで申請しようかとか考えたこともあるのですが、
それよりは、経費の方が申請がわかりやすいかな?と思いました。
ちなみに100%還元が経費になるかどうかについては、税務署の人に聞いてみても、
人によってはOKと言われたり、ダメじゃない?と言われたりします。
どこまで申請していいものか、私も毎年悩みます・・・。

あとは前述した通り、ブログ運営費とか、通信費や、可能ならば家賃の一部も経費になります。

ちなみに、ポイントサイトにFX口座開設案件がよくあると思います。
その案件で、ポイントサイトのポイントとは別に、FXサイト自体の口座開設キャンペーンで、
もらえるお金があります。この金額は、年間50万円を超えない限り申告の必要はないそうです。

確定申告には帳簿が必要

帳簿は確定申告の際、提出しなくてもいいそうなのですが、
一応作らなければなりません。もし税務署から調査が入った時に、
帳簿がなければ問題になります。

私は確定申告1年目それを知らず、確定申告書提出の後に慌てて作りました^^;
ですが帳簿を作ってから、確定申告書を作ったほうが楽ですね。
そして、確定申告の後に帳簿を作ると、金額の合わないこと合わないこと・・・。

帳簿が一番時間がかかるのですが、会計ソフトを使えば簡単にできます。
私はむしろ、会計ソフトを使う方法以外のやり方がわかりません^^;

ポイントサイトの場合、ポイントサイトから各銀行へ振込まれるため、
銀行の情報と、経費の支払いをするクレジットカードなどを会計ソフトに登録しておけば、
自動的に取引などの記録を残してくれます。
その記録を登録(ワンクリックのみ)していくだけで、帳簿が出来上がります。

青色申告の帳簿は、ポイントサイトの場合、
仕訳帳・総勘定元帳・現金出納帳・当座預金出納帳 が必要なのですが、
会計ソフトだと、帳簿が出来上がった時点で、これら4つも同時に出来上がります。
freeeは、現金出納帳・当座預金出納帳の2つがないのですが、「現預金レポート」で代用できます。

私が使っているのは、会計ソフト「freee」です。
やよいを使っている人が多いのですが、実は私は使ったことがなく、比較はできませんが・・・。
今のところ、freeeで不便を感じないので、こちらを使っています。
また、独学で行うと、どうしても間違いに気がつかないことがありますので、
そういった意味でも会計ソフトはオススメです^^

freee登録はこちら


※こちらの記事の内容についてですが、あくまで参考程度にして頂き、
確定申告の際は、再度、税務署へ確認されることをオススメ致します。